アルバイトも介護休暇取得はできる?
少子高齢化社会となった今、介護は多くの人にとって他人ごとではありません。親御さんが介護状態になることなどもあるでしょう。非正規雇用の方も増えている2021年、介護休暇取得できるか否かが気になる方も多いかもしれません。結論から言うと育児・介護休業法に定められた規約ではアルバイトなどの非正規雇用の方であっても介護休暇の取得の資格はあります。しかし介護休暇の取得には一定数の条件があるので知っておきましょう。
まず同じ職場に1年以上の勤め続けているか否かが第一条件となります。しかし、1週間につき週2日以下の勤務だと介護休暇取得の条件から外れるなど例外もあるため気を付けましょう。週3日以上の勤務であるアルバイトの方も1年に満たない場合は条件から外れます。したがって、週3日以上の勤務で且つ同じ職場に1年以上勤めていることが条件となります。
アルバイトの方の場合は期間限定で勤めていることがあるケースもあります。介護休暇取得から数えて93日以内に雇用契約が切れる場合も条件としては外れることになります。しかし雇用関係が切れることが明らかであることがアルバイトの介護休暇取得の条件のため、結果的に雇用関係が終わってしまった場合はその限りではありません。育児・介護休業法では1年以上の勤務で且つ継続的な雇用が見込まれる場合に介護休暇取得が認められていますが、企業によってはもっと範囲を広げているケースもあります。介護休暇取得を考えてあれば勤務先に確認をしましょう。